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外基礎断熱の危険性

外基礎断熱とは?

最初に弊社は外基礎断熱のお住まいに保証・保険は出しません。
シロアリの駆除、予防工事は可能ですが、どんなに熟練されたプロが施工&どんな施工方法でも予防・駆除はできないためです。
予防=守れない   駆除=駆除できない

外基礎断熱とは
外側の基礎に断熱材を張り、その上に化粧のモルタルを塗る。

新築時の外基礎断熱の様子

外基礎断熱の危険性

外基礎断熱ではかなり深刻な被害が多発

外基礎断熱の調査では、多い地域では4割近くの家屋でシロアリ侵入の痕跡が見られるほどです。
基礎断熱工法はシロアリの被害にあいやすいという情報が、業界内では水面下で広まりつつあり、防蟻断熱材の使用や外基礎断熱から比較的被害にあいにくい内基礎断熱への変更などが実施されています。

外基礎断熱でのシロアリ侵入経路

なぜ被害が多いのか?

  1. 断熱材はシロアリにとっては柔らかくて齧りやすい。
  2. シロアリは断熱材と基礎の「狭い隙間」を好みます。
  3. 断熱材の内部が暖かければ、冬も活発に活動し進行速度が速い。
  4. 床下からシロアリが確認できない為。(被害を見つけるのは困難)

外基礎断熱の駆除での問題点

  1. 蟻道が見えない。(どこから侵入したか分からない)
  2. 被害が大きく進行している。(どこまでか分からない)
  3. シロアリ調査・駆除工事・予防工事が極めて困難。
  4. 被害があり、断熱材を全て剥がすのは現実的に難しい。
  5. しっかりと駆除できたかどうかの判断が非常に難しい。

外基礎断熱工法だと室内は暖冷房が効率よく効いて快適になり省エネにもつながるでしょう。
しかしながら家そのものがダメになったら、省エネも無意味です。

ハウスメーカーや工務店にとってもリスクが大き過ぎます。
外基礎断熱工法はほんとに避けたほうが無難だと当社は考えます。

断熱材にも防蟻処理がしてある物もありますが、一生もつ物はないと思います。
つまり、シロアリの被害にいつあってもおかしくない、もしくは既にシロアリの侵入を許してしまっている可能性すらあります。
できればこれから家を建てようと計画されてる人は、この事実を知っていただきたいとの思いです。

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