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シロアリ防除士

シロアリ防除施工士資格とは

シロアリ防除施工士資格とは

日本しろあり対策協会が、シロアリの防除施工を行う技術者の資格制度として、「しろあり防除施工士」制度を昭和39年に創設し、防除施工に必要な知識を研鑽し、防除施工の確実性と安全性を確保しています。

このシロアリ防除士資格を取得するためには、試験に合格しないといけません。
シロアリ業界で働いていても合格できない人がたくさんいます。

シロアリ防除施工士資格を取得するには?

※学歴により実務経験年数が必要で、修行年数も最短で2年の経験を積んでからしか受験資格が無い。

学歴 修行
年数
実務経験
年数
大学卒業 4年 0年
短期大学卒業 2年 1年以上
高等専門学校卒業 3年 1年以上
高等学校卒業 3年 2年以上
専門学校卒業 3年 2年以上
中学校卒業 4年以上

筆記試験の内容

  1. シロアリに関する基礎的知識
  2. 木材の腐朽に関する基礎的知識
  3. 防除剤に関する基礎的知識
  4. 防除施工に関する基礎的知識
  5. 建築に関する基礎的知識
  6. シロアリの生態に関する実務的知識
  7. 防除剤に関する実務的知識
  8. 防除施工に関する実務的知識

これだけの知識が必要

さらに国家資格ではありませんが国家資格より難しいと言われる方も見えるそうです。
しろあり防除士資格を取得した者は、公益社団法人日本しろあり対策協会が認めるすぐれた学識の持ち主です。

※シロアリ防除士を取得した者の知識は信用しても良いですが、実務経験が乏しい方も多いのでシロアリ防除士の資格を有する者がすべて防除工事をできるわけではありません。

シロアリ防除士の取得テキスト及び防除施工標準仕様書

防除施工標準仕様書とは

日本しろあり対策協会が、現在の技術水準での標準仕様として、

新築建築物しろあり予防処理標準仕様書、
既存建築物しろあり防除処理標準仕様書、
維持管理型しろあり防除処理標準仕様書を定めています。

新築住宅
新築時に行う処理は、新築建築物しろあり予防処理標準仕様書に基づいての施工を行います。
シロアリの被害と腐朽を予防する事を目的としています。

既存住宅
既存建築物の処理は、既存建築物しろあり防除処理標準仕様書に基づいての施工を行います。
建築物を食害しているシロアリを駆除し今後の蟻害を予防する場合と、蟻害は無いが予防の為に行う場合とあります。

仕様書に従っての作業を行っていますので、ご安心いただけます。

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