damage concrete
現在のお住まいの床下はベタ基礎(コンクリート)です。
しかし、ベタ基礎だと安心しシロアリの対策(予防工事)を行っていない方が多いようです。
「ベタ基礎だから安心」は間違いですのでご理解していただけたらと思います。
ベタ基礎でのシロアリの危険度は土壌のお住まいとなんら変わり有りません。
ベタ基礎のシロアリが侵入する所はどこでも有ります。
シロアリの侵入経路
その他
ウッドデッキ、濡れ縁、廃材、物置など、お住まいの状況でいろいろな場所から侵入してきます。
シロアリは土と糞などで固めた蟻道(ぎどう)を構築して侵入してきます
床下のベタ基礎(コンクリート)といっても2種類あります
あなたのお住まいはどっち?
ベタ基礎の種類はベタ基礎工法と布基礎工法
ベタ基礎工法とは
建物の範囲全てに、ベース生コンクリートを平らに15~20センチの厚さで流し込みます。
コンクリートが固まり次第、土台や力の掛かる部分に型枠を組み上げ、30~40センチ程度の高さで立ち上がり生コンクリートを流し込み完了です。
【要するに】
ベース生コンクリートを打って固まってから、その上に立ち上がりの基礎を打つ。
シロアリの浸入経路は配管、配線、亀裂などから入ってきますが、立ち上がりの基礎の継ぎ目セパレーターからもよく入ってきます。
ベタ基礎工法のセパレーターの浸入
セパレータとは
基礎の型枠に使われる金具でそこからシロアリが侵入してきます。
ベタ基礎工法の床下
ベタ基礎工法のシロアリ侵入経路図
布基礎工法とは
布基礎とは住宅の重みや力の掛かる部分に、幅40~60センチ程度の型枠の間に逆T字型の鉄筋を組み上げ、ベース生コンクリートを流し込みます。
固まり次第型枠を組み上げ、50~60センチ程度の高さで,立ち上がり生コンクリートを流し込みます。
その後、建物の範囲全てに、ベース生コンクリートを平らに15~20センチの厚さで流し込み完了。
【要するに】
立ち上がりの基礎を打って固まってから、ベース生コンクリートを流し込む。
シロアリの浸入経路は配管、配線、亀裂などから入ってきますが、立ち上がりの基礎とベースコンクリートの隙間より入ってきます。
ベタ基礎と布基礎の間に隙間が出来るのでそこから侵入
ベタ基礎工法と違い、布基礎とベタ基礎の所に隙間ができて、そこからシロアリが侵入してきます。
布基礎工法の床下
布基礎工法のシロアリ侵入経路図
シロアリはどんな隙間でも侵入してきますので、大事なお住まいを守っていただくために、定期的な予防工事をお勧めします。
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